いいチラシを作って頂けたので
すごくいい人にお売りすることができました。
西川様ご家族について:西川様、奥様、息子さんは現在、東京都中央線沿線で駅から徒歩10分のコーポラディブハウスにお住まいです。
西川様の趣味はラグビーとアウトドア。奥様の趣味は子供服づくり。共通の趣味は家族旅行で海外にも家族みんなでどんどん出かけています。
定期借地権の自宅マンションを売却
インタビュア今回の売却の内容を教えてください。
西川様先日、12年間住んだ千葉の自宅マンションを売却しました。概要は次のとおりです。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
売却した家の仕様 | - マンション (81.69平米、3LDK、地上20階建ての8階-築12年) - 千葉県X市Y駅から徒歩11分 -定期借地権 |
- 新築で購入、その後12年間居住 - ペット(猫)も12年間、同居 |
売却金額 | 周辺相場プラス200万円 | - |
内見希望者数 | 2組 | 2組目から申し込みがありそこで成約 |
売却時の値引き | なし | 売り出し価格と同額で売却 |
物件告知から売却までの期間 | 2ヶ月 | -2014年5月に売却を決意 - 2014年8月に売り出し開始 - 2014年10月に売却決定 新居が完成する2015年3月末までには売却を決めたかった。実際にはその5ヶ月前の10月に売れた。 |
西川様今回は、すごく素敵なご夫婦にお売りすることができました。
とても気が合ったのでその後も何度か一緒に食事をしたり、Facebookでつながったりして、いいおつきあいが続いています。
スマイリンクス 代表この話を聞いて、とても驚きました。
不動産売却の場合、売り主さんはなるべく高く売りたいと思い、だけど買い主さんはなるべく安く買いたいと思うわけで究極的には両者の利益は相反します。だから売却後もおつきあいが続くのは非常に珍しいケースです。お話を聞いて私たちも嬉しくなりました。
自宅売却を決めた経緯
インタビュア今回、自宅マンションを売却しようと思った経緯を教えてください。
西川様子供が生まれてから職場までの通勤時間の長さが気になりはじめたこともあり、通勤が楽な都内に家を建てることにしました。いろいろ調べていくうちにコーポラティブハウスという建て方を知って、気にいったのでその形式で立てることにしました。
住み始めて3ヶ月になりますが「現代の長家」という感じでお隣さんとも親しくお付き合いできて子供どうしも仲良くなってるし、とても楽しいですよ。
ということで新居へ引っ越すにあたり、12年間住んだ千葉のマンションは売却することに決めたわけです。
不動産仲介会社は6社を比較検討
インタビュア売却に際し、仲介不動産会社はどのように探しましたか
西川様不動産会社はHOMESなど自宅売却サイトを通じて探しました。登録すると6社からメールが来たので順番に会うことにしました 。最初に会った2社は有名な大手不動産会社。3社目は地元千葉の小規模の「町の不動産屋さん」。4社目は不動産売却を専門とする中規模の会社。そして5社目に会ったのがスマイリンクスで、すごく良かったので仲介をお願いすることにしました(※ そこで決まったので6社目には会いませんでした)
各社から様々な提案
インタビュア最初の4社は何が良くなかったのでしょうか。
西川様いえ、みなさん良かったですよ。特に大手の仲介会社は「単なる売却ではなく投資案件にしましょう」と言ってきて、その提案にはけっこう胸ときめきましたし(笑)
スマイリンクスに決めた理由
インタビュア最終的にスマイリンクスに決めた理由は何でしょうか。
西川様営業の前田さんが家族同様に猫のことを大事に考えてくださったのが良かったです。他の不動産会社の人には「内見のときは猫はケージに入れておいてください」と言われました。意図は分かるのですが正直ちょっと寂しいです。でも前田さんは「お二人のそのままの生活を見せていきましょう。猫もそのままでいいですよ」と言ってくたださいました。何だか私たちの生活を肯定された気がして嬉しかったですね!
さらに前田さんに言われてハッとしたのが「不動産では売る相手は1人だけです。だから全員に好かれる必要はなくて誰か1人に気に言ってもらえれば良いんです」ということでした。あ、そうか、1人に好かれればいいのか、だったら猫だってケージに入れたりする必要ない。猫好きのひと1人に売れればいいわけだしって、何だか気が軽くなりました。
前田さんって、不動産営業みたいなクドさがなくていいんですよね。営業さんとは内見で何回も一緒になるわけだから疲れない人、クドくない人がいいです。 ここまでは前田さんの人柄の話ですけど、もう一つ、売り出しパンフレットがキレイでよかったです。
スマイリンクスの売り出しチラシ
西川様うまく言えませんがすごくキレイでした。これなら売れそうと思えました。
スマイリンクス 代表今回、前田が作ったチラシは確かに貢献しました。成約いただいたご夫婦からは電話で問いあわせが合った時点で「ほぼほぼ買うつもりです」と意思表示してくださっていました。物件の情報はチラシを見て理解し、あとは内見でその印象を確認するだけという感じでした。
スマイリンクスでは物件のチラシ作りには特に力を入れています。通常、みなさんが見かける不動産のチラシは次のようなものだと思います。
一方、弊社では次のようなチラシを作っています。
HOMESやSUUMOに中古不動産を掲載する場合、まず「目立つこと」が必要です。だからチラシデザインは大変重要です。
売り出しパンフレットの9つの工夫
インタビュアスマイリンクス前田さんに質問です。このチラシは外注ですか、それとも前田さんが作成しているのですか?
スマイリンクス 前田スマイリンクスのチラシは「私が監修、制作デザイナー」という場合と「私が最初から最後まで作成」という二通りの制作方法があります。今回は後者、私がすべて作成しました。
チラシを作るときには次の9点に気を遣いました。
1.ベースカラーを決める(高級感、清潔感を出す)
お二人のお部屋には青のインテリアが多かったので、それをベースカラーにしました。青は高級感や清潔感につながる色なので良いと思いました。
2.写真の配置
今回は左上には空の青を配して上に抜けていくような開放感を出せるよう配慮しました。小写真の配置については、あーでもない、こーでもないと長時間考えぬきました。
3.写真の縮尺を合わせる
写真が複数並んでいるとき、縮尺がズレていると見ていて不自然です。縮尺が揃うよう気を配りました。
4.的確に説明する(意味のない言葉を使わない)
簡潔・的確な説明をするよう気をつけました。「バツグンの眺望」「選ばれしこの地の」など、意味のない言葉を使わないよう心がけました。
5.重要な言葉を中央、いちばん上に置く
今回は「ペット飼育可」がいちばん重要な言葉だと考え、いちばん上に配置しました。この言葉を目立たせておけば、ペット好きの人は反応してくれますし、ペットが好きでない人は内見候補から除外してくれるからです。結果として、やはりペット好きのご夫婦が購入を申し込むことになったので、この判断で間違っていなかったと思います。
6.重要説明事項は「やや目立つ色」で表現
今回の物件には「定期借地権」という特殊条件がついています。これは「隠してはいけないが、大々的にアピールしたいわけでもない」という情報です。そこでこのことはチラシ左下の「少し目立つ場所」に「少し目立つ色」である明るい緑を使って記載しました。
7.情報はZ型に配置
人はチラシを見るとき、左上→右上→左下→右下の順に視線をZ型で動かすので情報はそれに沿って配置するのが基本です。
8.売り主のメッセージを載せる。
円満な取引を実現するためにも売り主の人柄を知らせるのは重要なことです。視線のZの流れの最終位置、右下に「所有者様のメッセージ」を載せました。
9.強調したい情報はさりげなく目立たせる
「琉球畳の和室はお子様の遊び場」というのは強調したかった情報なので「やや目立つ色」を使い「やや目立つ位置」に載せました。言葉の左には実際の和室の写真を載せました。
売却後の感想
インタビュア今回、自宅売却を終えてのご感想をお聞かせください。
西川様気持ちよく取引できてほんとに良かったなと思います。12年間、住んできた愛着ある家を売るわけで売り終わった後も買ってくださった方が楽しく暮らしてるかな〜、とか絶対気になるし、だから変な売り方したくなかったです。
今回はすごくいい人に良い形でお売りできたのでよかったと思います。スマイリンクスさん、いろいろありがとうございました。これからもがんばってください!(2015年4月-取材制作:カスタマワイズ)
おまけ写真:ハンモックで盛り上がるスマイリンクス前田さんと息子さん